20200927_明るい夜にでかけて
朝からナガハマ珈琲にいった。
嫁はんは腹が減ったということでいちじくのタルトとカフェオレを頼み、俺はアイスチャイを飲む。
しかし、店を出て結局腹が減ってマックにててりやきマックバーガーセットを食べてしまった。
てりやきはうまい。
その帰りにケーキも買う。
食い物に金を惜しまないしデブになることを気にしない。
自制心を敵だと思うようになったのはいつからだろうか。
まあ、収支がプラスならばいいのだ。
嫁はんの具合が悪くなったので、家に帰り、俺はソロでいったん家を出る。
原稿一本を仕上げる。
前まではこのくらいの熱量の原稿では「手を抜いている」と判断されるのではないか、という恐怖があり、無駄に時間がかかったりしていたが、最近は忙しくなったこともありかなり割り切っている。
別に手を抜こうが結果が出ればいいのだ。
しかし、それは結局手を抜いているということではないし。
『明るい夜に出かけて』を読み干した。
こういう男子饒舌体みたいな文体、きついときもあるけどラジオ愛にほだされてぐいぐい読んだ。とにかく主人公が並々ならぬ愛をアルピーANNに注いでいたことがわかる。きっと現在もD.C.garageを聴き投稿しているだろうしYouTubeチャンネル開設に大丈夫かよ、と思いつつ色めき立ったであろう。 はがき職人や歌い手や、高校のミソッカス演劇といった表現の中でも大きな道の見えないものを楽しめる感覚がわからなかったが、確かに、いいなと感じた。さすが山本周五郎賞。いいなと思うだけで、やりはしないけど、俺。