山芋抱えて
嫁はん具合悪く、俺ワクチンの副反応すこし。
元気でない二人。
向かうは婦人科。
嫁はんは疲労ゆえの肩こり、胃痛、腰痛、倦怠感だが、それはそれとして婦人科の病も抱えている。
送り届けたのち、婦人科の待合室で待機するのも気まずいということで、郵便局へ。
郵便局の待合室で邪魔だと思われてるかもなと思いながら、原稿をちょっと進める。
結局仕事を進めるにはやれる感と追い詰められ感があればよい。
その二つのバランスがぐいぐいやることをやらせる。
ないと、進まない。
帰ってきて、嫁はんはベットで眠ることになる。
俺も実は体調が前回ではない。
熱を測ると36.8℃。発熱──というほどではないが、平熱からすると高い。
それでも、家にいるのは嫌だったので、外に出た。
ワクチン由来の体調不良だからお天道様も許すだろう。
スタバに行って原稿を続ける。
抹茶ラテを飲んでやる。
飲み干してやる。
一件落着したので、食材を飼って帰る。
今夜は冷麺にしようと思っていたが、嫁はんの体調を考慮してタンメンに変更だ。
と思って作ってみたら「病気の時にラーメンかよ」と言われた。
俺はタンメンは体を冷やさず野菜をたくさん摂れる栄養食だと思っているのだ。
お前に食わせるのはタンメンしかねえ!