自信をもって全力を
嫁はんがうちにいた。
またつまらない休日を過ごさせるのか?
答えはない。
とりあえず、マクドナルドに行くのだ。
俺はてりたまベーコンとポテト(M)と爽健美茶(M)を、嫁はんはエビフィレオのセットを頼む。
マックのWifiでちょっと仕事をする。
もがく。
嫁はんは寺山修司の『誰か故郷を思はざる』をちょっと読む。
先日『田園に死す』を読んだから、修司の過去を少しさかのぼりたくなったのだ。
俺はまあ、適当でいいのだ。
食べ終えたら、車で無印良品を目指す。
嫁はんは本棚を整理するのだという。
俺はついていく。
車を運転するのは俺だが、これはついていっているのだ。
こういう構造の転倒がそこかしこにある。
嫁はんは大のカレーファンだ。
無印良品に並ぶカレールーを見て、心を奪われてしまった。
ファイルなどとともに購入する。
その後、上の回でダイソーへ。マスクとグミを購入する。
この間にも、連絡が来ていた。
仕事の。
もう仕事なんて俺の生活の一部。重視するもしないも俺の胸先三寸だ。
面倒くさいという気持ち一つでやらなくていいのだ。
といいつつ、仕事を受ける。
吹っかけた仕事には丁寧な以来の連絡があった。
やはり自信をもって胸を張り、恐れず全力を出した方がいい。
夜は『プロフェッショナル庵野秀明編』を見た。
自信をもって恐れず全力を出したまえ。