武器を持たない機械
もう、今日は昨日に。
昨日の昨日の話を今日しよう。
何せたまっている原稿を一本仕上げられたのが良かったことだ。
どうということもない。
斬新な切れ味とか、膝を打つような説得力とか、そういったものを放棄してある程度根拠めいたものを含む文字列を入力するだけならば非常に短時間で済むのだ。
機械でもできる簡単なお仕事。
猿にはできないが、猿の方がよっぽど機械より上等だ。
なにせ、機械は人間が生産可能だが、猿は神か当人にしか生み出せないのだから。
といいつつ、遺伝子組み換え、培養、シャーレにタンパク質。
俺は世界をはっきりととらえられるほど賢くない。
武器が少ない。
大学や専門学校と行った18歳以降に用意された高等教育機関は、必ず何かひとつ武器を手にするために行く場所なのだが、俺は自分の内面を見返して慰撫するために4年間を使ってしまった。
でも、そうするしかなかった。
そのおかげでもったいない時間に気づけたのだから、非常に有意義ではあったのだ。
出来れば武器を作りながら内面と向き合いたかったが、そうはいかないのだから仕方がない。
今年ももう終わるからおセンチなのだろうか。
夜ご飯は、嫁はんが友達とのオンライン飲み会用に買ったセブンイレブンのお惣菜(つまみ)だった。
本当は外に行って食べようと思ったのだけれど、自作PCのSSD増設にチャレンジして、結果PCが起動しなくなるアクシデントが発生し、泣きそうになっていたのでかなわなかった。
しかし、もうM.2SSDの取り付け方はわかった、と思う。
あとはねじが手に入ればこっちのものだ。
高速で動画や曲作りを進める来年にしたい。