仕事の価値とは
ほとんどがミラノサンドでできている俺の肉体。
俺は正直なところ、農家や研究者、インフラ整備など生活に必要だな、とか人類を前に進めているなと認識できる仕事以外を見下している節があるんだけど(自分は半分ニートのライターの癖に)、それはやっぱり間違っている。
嫁はんの忙しい生活を支えるのはSIxtonesで、昨日は『Strawberry Breakfast』のMVがアップされたので、それを23時ごろに3回連続で見ていた(たぶんもっとみてるはず)。
俺が自己顕示欲(尼子源氏欲)に満ちた怠けものめ、と敵視しようが、大勢のエッセンシャルワーカーにプラスの影響を与えていることは間違いないし、まわりまわって世の中のためになっているのだ。
そもそも俺は「人類が生存することが大事」という考え方に懐疑的なはず。
人類が滅びても良いと本気で思っているなら、なぜ人類全体に利するとはっきり見て取れる仕事しか認められないのか。
基本的に矛盾を抱えて生きられない性分だと自認しているのだけれど、その点は自分でも不思議だ。
どうして俺は発狂していないんだろう?
ただ、詐欺師や悪党がその意味で肯定されるかというと全くそんなことはないんだが。
鼠小僧でさえ、この世にプラスサムの利益をもたらさず、A地点からB地点に富を動かしてるだけなんだから意味ねーと思う。
が、じゃあ警察とか弁護士とかはっきりなにかは生み出さないが秩序を守るという意味で重要な職業もあるわけで何が違うんじゃい、とも感じる。
とにかく難しい。
生きるということは難しい。
(補足
Strawberry Breakfastのラップパートに「四六時中all night long」という歌詞があるのだけれど、本気で「四六時中 オナニー」と聞き間違えて、「最近のジャニーズは攻めた歌詞にするなあ」と思ってそれを嫁はんに申告し、怒られた。