裸で独りぼっち

マジの日記

金とゴリラ

YouTubeをたくさん見ている。

YouTubeをたくさん見て、スマホは脳に悪影響を及ぼしている、という話を聞いたりしている。

 

動画を延々見て時間を使うのはバカの生き方だと見下す気持ちが、俺をニコニコ全盛期の波に乗り遅らせたと思うし、今も若干友達と話が合わない理由だと思うんだけど、そろそろ動画を見なくてもバカだということに気づいてきたし、そのバカが多少なりとも治っているのはバカにしていたような動画や社会や人間関係に触れてきたから、のような気もするのだ。

 

基本的には有料メンバーになった岡田斗司夫チャンネルを見ているのだが、そこでgoogleの難問入社試験(フェルミとか、もう廃止したらしい)の話題を見て、google本社の様子が気になり、「google本社」を検索窓に入れてEnter。

 

登録者7万人くらいのVlogTuberが本社を訪問する動画を見たのち、「年収チャンネル」という怪しげなチャンネルの動画にアクセスする。

 

Googleを辞めた人の話。Amazonを辞めた人の話。そして、サイバーエージェントを辞めた人の話。

誰一人として、話が合わなそうである。

 

特にサイバーエージェントの最年少営業マネージャーだったというムキムキ男。

先日の人間の分類でいうと圧倒的に司令に属するのだろうなと思う。

 

フリーランスになって年商1億円を前提として頑張って、達成したらしい。

そのためにいろいろと考える面倒さ、かかえるリスクを想像しただけで、割に合わないと俺は思ってしまうのだけれど、その人はきっとそれを考えてゴールすることで、あるいはすることを考えるだけでものすごくアドレナリンが出るのだ。

 

同じ猿だとは思えない。

 

別の動画でダンバー数の話が出ていた。人間の脳は、150人以上の群れは理解できないという話。

俺のダンバー数にああいう人は一人たりとも含まれていない。

しかし、インターネットの発達により、遠くからこうして観察して、古くからの友人や家族以上にその言葉を聞くことになったのだ。

ものすごく不思議なことだと思う。