オフロード上より
昨日は曲作りも絵を描くこともできなかったのだが、結果としては充実していた。
カルディにいったり、ユニクロで服をかったり、嫁はんとフレンチビストロに言ったり、嫁はんと夜のTSUTAYA書店にいったり、とにかく消費行動が充実していたからだ。
それをずーっと続けていられるならば幸せだと思うし、そのために得意な抽象概念を理解する能力と文章を書く能力と見積もり能力を生かしてほどほどにお金を稼いでいけば俺の人生は満足なんだろうなと思う。
でも、そこまで「幸せ」に邁進するのはもったいないという気持ちがあるのは、幸せ以上のなにがしか、俺の今想像もしていないような何かが与えられはしまいかと期待しているからだろう。
それがあるからこそ俺は働かないで孤独でも元気で楽しく生きていられるのだろうし、それがあるからこそやるべきことを完ぺきにこなせず、風呂掃除を怠ったり、嫁はんを怒らしたりする。
俺はずっと働きたくなかったのだ、ということが仕事を辞めてから思ったのだけれど、働かない自由を手に入れたとたんに、働く側の気持ちがわからなくなって、いわゆる堅気とはやっぱり何か変わってきてしまっているように感じるのも事実なのだ。
おなじ道を走っていないのだから、そりゃどんどんルートは外れていくし、気づけば周りは荒野で、エンストしても誰も助けてくれないかもしれない。
それでもオフロードの楽しみもあるし、それが花形だったりもする。
ギターとピアノは弾いたのだ。