フランスモダンポスター展とKOC2021
休みが上手くなったなあと思う。
昨日は以下の3つのイベントをこなした。
・『フランスモダンポスター展』
・帰省土産を買う
・KOC2021を観る
こんなの全部楽しいことじゃん!
と思われるかもしれない。
だが、楽しいことだからこそダラダラと耽溺してしまうものなのである。
これらを楽しいままにさっとこなすことができたのが休日が上手くできたということなのだ。
フランスモダンポスター展
1800年代後半~1900年代前半のフランスを彩った様々なポスター(広告)を展示する企画展。緊急事態宣言下で一時は中止されていた。
祝、復活ということで期間終了前に駆け込みで嫁はんと参加する。
俺はいつも美術館や博物館を回るペースが嫁はんと合わない。
俺はザックリとみてスタスタと歩き、嫁はんはひとつひとつじっくりと楽しむからだ。
しかし、今回は違った。
俺も美術館の楽しみ方がわかってきたものだ。
重要なのは歴史に思いをはせることである。
かつての芸術を鑑賞できるということは、それを鑑賞するという時間において、当時の人類と同化するということだ。
一番手軽な時間旅行が美術鑑賞なのである。
また、文字と絵画の組み合わせというものが、わかりやすく「意味」を求める俺にとって都合がよかった。
帰省土産を買う
南部せんべいをカワトクで買った。
ついでに寿司やサラダも買った。
そして、花も。
KOC2021を観た
やたら評価が高くなるとけなしたくなる性分である。
今年は最高の大会と騒ぐ人が多いが、大会であれ作品であれ「最高」と評された後は衰退する傾向にあると俺は思う。
「騒がれた」ではなく「評された」であることがポイントだ。
鑑賞者のうち、ある程度成熟しきったものの声が大きくなり、さらにその想像の範疇で最高の成果が出されたということだからである。
どこかで物議を醸さなければ何かは衰退するのだ。
とはいえ、今回の結果に異論はない。
一番くだらなく、一番作品性のあるコントを提出した空気階段が優勝した。
マイナビラフターナイトで初期の代表作である「多重人格」のコントをみたときから入った通常お笑いファンで、当然『踊り場』も第一回から欠かさず聞いてきた。
ラジオ(トーク)とネタ(作品)ができるなら、とりあえず芸人として必要な鉾と盾は手にしているといえる。
盤石だと思う。