人の結婚式
昨日は友達の結婚式だった。
人生で出席するのは4度目。
都合12万円。
でも、結構お車代とかで帰ってくるからまあ、幸せ代含めたらチャラみたいなものである。
というか、結婚式に出席できる時点で、税金を払わなければならないくらいに得しているわけだからね。
そんな場所にテロも争いもなく、無事開催でき、つつがなく進行されて各々の散らばった人生が集積するきっかけとなっただけでよかった。
主催者だった場合300万円くらいかかるわけで、俺はコロナ禍で結婚式を中止した結果、もし開催したとしてもそんな大金を一日で使うのは正気の沙汰ではない伝統に消費させられているだけであると結論付けたけれども、やっぱり、300万かけて、数年に一度自分の縁を全部手繰り寄せるという意味で、人数×5万円くらいの出費が必要になってくるのかもしれない。
まあ、お金なんて人間の代わりだからね。
人間がお金の代わりにもなるんだけれども。
やっぱり俺たちがだんだんと疎遠になってしまうのは、忙しさもあるだろうけどきっと忘れたわけじゃなくて臆病でものぐさなだけで本当は忘れていないのだ。
それは昔患った病のようなもので、常に忘れているが、すぐに思い出せるほど忘れてはいない。
なんだか恋愛の話みたいだね。