裸で独りぼっち

マジの日記

多分大丈夫

嫁はんが年末は俺の実家に帰省しようというのでちょっと抵抗した(年末は飛行機代が高いので)。

俺のケチ根性は骨の髄までしみわたっており、今年は俺が車をぶつけたことで10万円の損を被ったというのに、いや被ったからこそケチケチと暮らしたがっている。

俺は金を失うことになぜそれほどまでの抵抗があるのだろうか?

 

そもそも俺はもっと稼げる機会をどうでもいい歌を歌う時間とかなんも考えていない時間とかに費やしているし、単に趣味でしかない数学の勉強のために参考書を買ったりしているのである。

機会費用から言うと年間200万くらい失っている気がする。

非常にもったいないし、それは今後の人生膨らんでいくものなのだ。

 

要するに、俺が金がおしいのは、金があれば自由が手に入ると思っているからである。

逆に言うと、金がなければしぶしぶ働かなければならないし、社会という牢獄に閉じ込められると思っているのだ。

その意識こそ牢獄である、とちょっと客観的な視点を持てば指摘できるのだが、それでもどうなってしまうのか恐ろしくて仕方がない。

一度一人で3万円だけ握りしめて1カ月山で過ごしてやろうか。

多分ほんとは大丈夫なのだ。