覚めなければ……/マイナス
昨日はM-1グランプリ2021を見た。
その感想を詳細にジャングル系のサイトに書こうと思うが、少し肉の繊維がぶ厚そうで、ナイフが通るのに2日ほどはかかりそうに思ったので、ここは普通に日記を書くことにする。
こうやって自分の行動を俯瞰して、また熱中して呼んでいる読者のように文章を書きつけることは恥ずかしいことだが、しかし、「それに、気づく」のは覚めた瞬間のことだ。
一生、脳内で発生しているなにがしかの成分がもたらす「全能感」から覚めなければ、俺は無敵なのだ。無敵で幸せなのだ。
覚めさえしなければ……。
昼間は嫁藩とモスバーガーに行って、モスチキンをクーポン券を使ってただでお持ち帰る。
「目薬が買いたい」と彼女が言うので、ドン・キホーテに足を運んだが……。
メモ:ドン・キホーテには目薬はない
ツルハドラッグに車を回し、二人で意気揚々と自宅へ向かう。
社内のBGMはM-1敗者復活戦の漫才。
交通安全取り締まり月間なのか、道端には警察官が立っていた。
余所見でパクられないようにひやひやしながら車を運転する。
「まったくもう、ビビらせないでほしいなあ」と思うが、ビビっているからこそ交通取り締まりの効果が出ているのだ。
俺のマイナスが世界の平和を維持している。