裸で独りぼっち

マジの日記

文章が上手いとは/不老不死

文章が上手いとは何だろう。

かつて、文章検定を会社で自信満々で受けたら落ちてしまった。

最初のセンター試験みたいな選択式の読解力テストがすべて間違っていた。

俺は国語だけで大学受験を乗り越えたようなものなので、そんなの何かの間違いに違いないとその後思考をシャットダウンしたのだが、やっぱり読解力がものすごく落ちていたのかもしれない。

もしくは、元から読解力などなく高校国語という試験の形式にのみ脳が適合していたのかもしれない。

誰もが通る関門として学校の試験と就職の面接とがあるが、そこに最適化されることを目指すのもしょうもない。

人生に適合すること自体がしょうがない。

 

俺のじいちゃんはそろそろ90歳を迎えていて、その割にボケもなく達者なのだが、狭心症で先日入院した。

手術しなければ命が危ないかもしれない。

しかし、手術が恐ろしいし億劫なので受けないと話しているという。

「えー! そんなことで命を投げ捨てるの!」と思うし、これで死んでしまったら悲しいと思うが、一つ思考のレイヤーを変えると生きるも死ぬもじいさんの自由である。

もしも、死ぬことが忌むべき、絶対に避けるべきことだとしたら俺たち一人ひとりの人生は絶対にバッドエンドだ。

『ホモデウス』とか『ライフシフト』みたいな可能性も生まれているけど、多分生きている間には99%不老不死技術は実現しないし、しても俺のところにお鉢は回ってこない。

さらに、そうなったとして『火の鳥』未来編みたいにならないかという問題もある。

そう思えば、死ぬなんてネクストステージに行くようなものだと思うしかない。

そうして三大宗教は生まれた?