嫁はんのMacが壊れた顛末
日記を書いて勢いをつけよう。
一日はとても早く終わってしまうから。
夕方になって昨日のことを思い出そうとしても、午前中にどーでもいい原稿を2本終わらせたこととか、午後になってピアノを弾いたこととか、嫁はんのMACが水濡れでぶっ壊れたことと下しか思い出せない。
そう、一昨日の夜、事件は起こったのだ。
嫁はんはオンライン飲み会。720ml、アルコール度数16%の日本酒を買い込み、『テレビ千鳥』でよだれを垂らした薄幸考案、キャベツとしおからのバター蒸しを食ってご機嫌だった。
俺は同時間帯に漫画喫茶で、その本来の使い方を守っていた。
すなわち、漫画を読んでいた。
「『ザ・ファブル2』の真黒組が正義のヤクザみたいになったらいやだな」
「いや、『ぼくはビートルズ』尻すぼみやなー」
なんて感想を抱いて、『銀幕にポップコーン』の『シャザム!』評論回を聞く。
家に帰ると、酔いどれたタコがとぐろを巻いていた。
しかし、ある程度の意識はある。
むしろ、普段よりはしっかりしている方だ。
と思っていたら、おもむろに「お茶を飲むんだー」と言い出して、急須を傾ける嫁はん。
ほうじちゃがこぼれ、10年物のMacBookのキーボードを洗う。
「わ!こぼした」と思った瞬間、嫁はんはケケケと笑い、急須を傾ける手を30°→60°へと変化させた!
その結果が昨日現れたというわけだ。
嫁はんは、笑ってくれと飲み会仲間にラインを送ったが、あまり反応も帰ってこず、落ち込みであった。
ちーん。