裸で独りぼっち

マジの日記

スーパー銭湯で『チェンソーマン』読んだ

昨日はスーパー銭湯でぬくぬくした。

雪が降りしきっていた。

俺は免許を取ってから10年くらいたつが、いまだに車を運転するのがちょっと怖い。

車載カメラも俺の身体地図も信用できない。

止まっている車にも動いている人間や動物にもぶつけそうな気がする。

あと50年もすれば人間が、さしたる適格試験が毎月行われるわけでもなく、実際に事故を日々起こしながら車を運転していたというのは、かなり野蛮で非文明的な行為だという印象になるだろう。

俺たちは子どもがぼこぼこ死んでいた20世紀初頭をアップデートしつつも、いまだに疫病も戦争も克服できていないし、アクセルを自らの足で踏む今を生きている。

 

とはいえ、こんな寒い中で街を歩くのも、自転車を運転するのもまっぴらごめんだった。

俺は俺を信用してやらなければならない。

それも、かなり意図的に。

俺に任せて、成果を出せたら褒めてやり、失敗したら慰めつつ、それを直視することを促す。

そうやって世話をするのが俺の使命である。

この場合の、俺とは、俺であって俺ではない。

 

スーパー銭湯で、ゆったりとしつつ仕事をする。

ついでに、チェンソーマン後半を読んだ。

 

チェンソーマン 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)

11巻(第一部完)まで読んだ。前も読んだ気がするけどあんまり覚えてなかったので気のせいかもしれない。面白い。とにかく速くて強い。早くて強い物語は面白くてすごい。この方程式は「お笑いは強さ」という水道橋博士だか渡辺リーダーだかの指摘に通ずる。 第二部は駄作になることが多いと岸本先生も言っていたが、さてどうなるか、、

俺はMrs.GreenAppleのボーカルとか、チェンソーマンの作者とか、霜降り明星とか、やっぱりどう考えても俺の感性において強くて速いことは否定できないし、どこかに瑕疵や粗があったとて、俺ではとても太刀打ちできない壁があるのだと思う。

それは、好みとかを超越したレベルで。

と思うが、結局俺の好きなもの(明るくて楽しくて誰でもわかるもの)を愛しているだけかもしれない。